商談中の汗は、突然起きているようで、実はそうではありません。
必ず「汗が出る前のプロセス」が存在します。
多くの人が
「汗が出た→どう抑えるか」に意識を向けますが、これでは再発を防げません。
重要なのは、汗が出る”直前”に起きている身体・視線・思考の変化を特定することです。
汗はランダムな現象ではなく、毎回ほぼ同じ条件で起きる条件反射だからです。
なぜ「対処法」より先にトリガー特定が必要なのか
汗はランダムではなく、必ず”条件反射”で起きています。
「今日は出たけど、昨日は出なかった」
「同じ内容なのに、今回は汗が止まらなかった」
こうした経験がある人ほど、汗を”コントロール不能”だと誤解します。
しかし、実際は
・人
・視線
・質問の種類
・責任の重さ
・その時の身体状態
これらが一定の組み合わせになった時に、汗はほぼ自動的に出ているのです。
トリガーが分かると、汗は”予測可能な現象”に変わる
トリガーが分かると何が起きるのでしょうか。
・汗が出る前兆に気づける
・本番前に構えられる
・初動の崩れを防げる
汗は止まらなくても、加速させないことはできます。
観察ポイント①:汗が出る直前の【身体反応】
最初に変化するのは「汗」ではない
汗が最初に出ると思われがちだが実際は違います。
ほとんどの人は汗より先に身体内部での変化が起きています。
体温感覚・呼吸・脈拍に現れる初期サイン
以下は典型的な初期反応です。
・体の内側が急に熱くなる感覚
・呼吸が浅く、速くなる
・胸や喉が詰まる感じ
・心拍が一段階上がる
この段階ではまだ汗は出ていないはずです。
商談中に自分で気付ける”3つの身体指標”
観察すべきポイントは3つだけです。
1.呼吸の深さ(浅くなった瞬間)
2.体温の主観的上昇(実温ではなく感覚)
3.心拍の変化(ドクっと強くなる感覚)
ここに気付けるようになると汗は「突然」ではなくなります。
観察ポイント②:汗が出た瞬間の【視線・姿勢・意識の向き】
視線が下がる/固定される瞬間を見逃さない
汗が出る人の多くはその直前に視線が下がるor固定されます。
これは脳が「脅威から距離を取ろう」とする反応です。
姿勢の崩れは交換神経スイッチになる
・肩がすくむ
・首が前に出る
・背中が丸くなる
これらは全て交感神経をさらに刺激する姿勢にあたります。
姿勢が意思ではなく反射で崩れます。
だからこそ、観察対象になるのです。
意識が「相手」から「自分」ぶん切り替わるタイミング
この瞬間が非常に重要です。
・相手の話を聞いていた
→
・「自分はどう見られているか」に意識が向く
この切り替わりが起きた瞬間、汗の加速スイッチが入ります。
観察ポイント③:汗が加速する【思考の変化】
「評価されている」という認知が入った瞬間
汗が加速する人は思考が次の方向にズレます。
・正解を言わなければ
・失敗できない
・ここで評価が決まる
これは処理思考→防御思考への切り替えです。
思考が”処理”から”防御”に切り替わる
処理思考:
「質問の要件は何か」
防御思考:
「どう見られるか」「まずいと思われないか」
防御に入った瞬間、脳は”生き残り優先”モードになり、汗が増えます。
質問・沈黙・視線がトリガーになる理由
特定の質問内容よりも
・間が空いた
・視線が集まった
・空気が止まった
この状況要素がトリガーになることが多いです。
3つの観察ポイントを組み合わせると、発汗は再現できる
汗が出るパターンは人によって違います。
重要なのは、「一般的な原因」ではなく自分固有の順番を見ることです。
自分固有の「発汗シナリオ」を言語化する
例:
1.質問が来る
2.体温が上昇している感覚がある
3.視線が下がる
4.評価意識が入る
5.汗が出る
これは私の発汗シナリオを言語化したものでした。
ここまで見えれば介入ポイントは明確になってきます。
トリガーが分かると、対処は一気にシンプルになる
トリガーが分かれば
・いつ
・どこで
・何を整えるか
が決まります。
汗は読める現象になるのです。
まとめ:汗は止めるものではなく、読めるようにするもの
商談中の汗は、気合いや慣れで克服する対象ではありません。
観察→特定→初動介入
この流れを作ることで、汗は”暴走”しなくなります。
まずは
「汗が出る直前に、自分の中で何が起きているか」
ここを正確に見ることから始めてみてほしいと思います。
次回は
あなたの汗は、どこから始まっているか?ー5分で出来る 商談中 発汗トリガー無料自己診断について記載していこうと思います。

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